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行不由径

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昨日は三市南蒲中学校陸上大会の撮影で長岡へ行って来た。
少子化による部員不足のため、今年が最後の大会になるとの事。
私の担当中学校は3つ。カメラマンは2人で対応した。
トラック競技を撮影するため、70-200mm f/2.8を使った。

ここでちょっとテクニックを紹介する。
例えば4、5、6コースに自分が撮らなければならない学校があった場合、絞り開放値で撮ってしまうと隣のレーンの生徒がボケてしまう。
そこで私は絞りf/7.1、シャッタースピードは1/1000に固定。ISOオートで撮影した。
絞り込んだ事で被写界深度が深くなり、5コースの選手にピントを合わせても4、6コースの選手はボケなくてすむ。
卒アル仕様なら、それらの選手をトリミングして使える訳だ。

しかし、1、8コースのように離れている場合は、スタート後に1コースの選手を数枚、途中で8コースの選手を数枚とカメラを振り分けなければならない。
これはちょっと高級テクニックが必要になる。

またこんな失敗もあった。
3年生はフライングすると一発失格になる。
私の担当中学校で何人かやらかしてしまった。3年間の練習が水の泡と消えた。残念ながらその子の写真は撮れていない。
途中からスタート前の表情も撮って対策する事にした。

4月22日、カヌーワイルドウォーターの大会が午前中で終わったので、前日にも訪ねた「諸橋轍次記念館」へ翌日も行って見た。
~行不由径~
行くに径に由らず(いくにこみちによらず)
論語の言葉で、大道をまっすぐ進みなさい。小道は近道に見えるかもしれないが、必ず行き詰る。という意味。
諸橋轍次先生が学生によく話していた言葉だそうである。
昨日の中学生も真っすぐ人生を突っ走れるように夢に向かってほしいものである。
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Canon EOS 7D Mark II EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS USM
F6.3 1/640秒  ISO320 HDR油彩調 13:34  晴れ
撮影日 2018.4.22 撮影地 三条市庭月・諸橋轍次記念館


by chonger58 | 2018-05-31 11:45 |
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